アンリ・マティスの画風は、象徴主義から新印象派の点描技法の様式へ。さらにフォーヴィスムへ変遷。
驚くことに彫刻から切り紙絵まで取り組む多彩ぶり。最晩年はロザリオ礼拝堂を手掛ける。常に新しいことに挑戦し続けた生涯。
最近の美術展の傾向は、許可られたエリアで展示作品の写真を撮ってもいいんですよね。ちょっと前では信じられないことです。
デジカメで全部の作品を撮る強者もいます。絵画はゆっくり鑑賞するもの。カメラ音が気になってずっと否定派でしたけど、投稿用として代表作を前にパシャ!
見応え充分の作品を観た後の帰り道は、根津方面をぶらぶら。
偶然ジャズ喫茶を発見。看板に「谷根千にジャズの新しい風を起こします」とある。まだオープンして間もないようだ。
ビルの2階。階段で登った入り口前にいても音が聴こえない。よっぽど防音対策がなされた構造なのか。
店内に入ると温厚なマスターがお出迎え。音楽が流れていないと気づくと、謝りながらレコードに針を落とす。
ボクはコーヒーをオーダーし、誰もいないスピーカー正面のソファーに座る。それほど凝ったオーディオシステムではなさそうだか、迫力ある音響だ。
後から訪れるお客さんは皆さんマスターと顔見知りのようだ。会話を耳にするとジャズファンの店というよりは、地元密着型の喫茶店ですね。
開店1周年だそう。いい店を見つけました。また寄りたい。
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