ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

偉大なる麺屋武蔵

東京ラーメンブーム火付け役の1軒を挙げるとすれば、間違いなく「麺屋 武蔵」だろう。 ラーメンフリークの間では、「青葉」「くじら軒」とともに「96年組」と呼ばれる。

ボクはラーメン好きで、どの店も創業間もないころから行っているが、多角的に判断して「麺屋 武蔵」を火付け役ナンバーワンとしたい。その理由をここに記しておきたい。

あの頃はまだ新宿店1店舗で、創業者の山田雄さんが厨房で腕を奮っていた。店員さんが異常(褒め言葉)なまでに元気よく挨拶していて、活気のある店作りをされていた。

ラーメン店といえば、働くおじさんやファミリー層が腹ごしらえをする食堂というイメージだった。武蔵はカフェのような内装空間を造り、BGMはジャズを流す。こんなラーメン店の登場は、当時画期的だった。

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サンマ節から取ったスープも斬新で、コスト度外視の味は評判を呼んだ。ラーメンを高級料理に昇華させたと言っても過言ではない。

ラーメン店の概念を変えた先駆者として、ボクは大変評価している。「創始麺屋武蔵」はラーメン好きの原点で、定期的に寄っている。とは言っても年1回くらいだけど。

現在15店舗にまで拡大された。全店の制覇はしていないけれど、いつかは達成したい。

麺屋 武蔵
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-2-6 K1ビル1F
1,000円(平均)
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松本駐屯地創設記念祭に寄ったきた

朝の9時頃。土曜日でいつも混雑することのない二子橋に向かう道が大渋滞。事故か?いや、そうだ!今日は「自衛隊まつり」だ。

渋滞にハマるまでしっかり忘れていたのだか、今日「松本駐屯地創設記念祭」が開催されていた。ボクはランニングをしながら、コースアウトをして寄ってみた。

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普段は当然中に入れない施設だから貴重な機会だ。 入り口からなんか緊張感がある。気にしすぎだけど。

自衛隊まつり」に来たのはたしか小学生以来。その時に貰ったシールはずっと大事に保管していた。いま考えると最初に手にしたプレミアムシールかもしれない。

施設内には出店が沢山あって、美味しそうな匂いが漂っている。スタンプラリーは大行列で大賑わい。やはり家族連れが多い。シャトルバスも出ているよう。早朝なのにこれだけの集客力は凄まじい。

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戦車が展示してある。カッコいいなあ。プラモデルでしかお目にかかったことはないよ。現役の実物を見るのは初めてかも。これが活躍することがないよう平和であって欲しいと願う。

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広大な訓練場では記念式典を行っていた。このあと実弾演習が行われたようだが、見逃してしまった。

その頃はランニングが終わり、近くのスーパー銭湯で外気浴をしていた。ととのっている最中に射撃音が地響きのように伝わってきた。何の音かわからなかったのだろう。戸惑っている人もいた。

実際の射撃音を聴きたのは初めてじゃないかな。その後は静まりかえっていた。妙な空気感を体験した。

在来種蕎麦の力強い風味

松本市在住のそば好きの人から、ランチはいつもここと決めているというそば屋さんに連れて行ってもらったことがある。店内は普通のそば屋さんなんだけど、ホールのおばあちゃんたちの、近過ぎず遠すぎない応対がなんとも心地良くて、人気を支えているんじゃないかな。

ここは蕎麦粉にこだわりがある。希少といわれる乗鞍在来種の蕎麦を使用しているそうです。在来種を提供するそば屋はあまり知らないので、口にすることは貴重なことでしょう。

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ランチメニューのセットはかなりお得だけど、今回はちょっと贅沢。大根おろしと山菜、きのこをトッピングした「山菜きのこおろしぶつかけそば」を注文。

これが在来種の特徴だろうか、蕎麦の風味が強い。硬めに茹でられているので、噛み締める度に旨味が口の中に広がります。

本来持つ蕎麦の素材の力強さを味わえる。普段よく食べる素朴な料理ほど、意外性があると新鮮である。こういった食の出会いは感動すら覚える。蕎麦の世界はまだまだ奥深いです。

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https://s.tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20017360/

 

春の味覚を求めて、ふたたび

春になると山菜を採りに行ったものだ。子供の頃から里山に慣れ親しんだ友人は、山菜採りのポイントを知っている。ご一緒すれば難なく大量に集まる。

山にカセットコンロを持ち込み、その場で採りたてのタラの芽を天ぷらにする。天ぷら粉にビールを加えるとカラッと揚がる。この時にご教授していただいた料理の技だ。

スーパーで買ってきたそばを茹で、川の水で〆る。こうして森の中で完成した「タラの芽天ぷらそば」は格別だ。振り返ってみると、贅沢なひと時だった。もうこんな経験はできないかもしれない。

天然のタラの芽の味を覚えてから、春になると本物を追い求めているが、なかなかお目にかからない。道の駅で買ったものでも、がっかりすることが多い。

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馴染みの居酒屋に行くと、タラの芽と舞茸の天ぷらがあった。迷わず注文する。

日本酒と合わせ春の味覚を味わう。森の中で食べた風景が浮かぶ。汗を流しながら急斜面を上り、小さな川を渡り、また急斜面を上ったことを。無我夢中に山菜採りに精を出したことを。

今はカウンターで普通に食べられる。これも贅沢なひと時なんだよね。

株主の特典、限定ビールの味

日経平均株価の下落が続いている。とはいっても38,000円台で、昨年と比較して高い水準は変わらない。まあ、こういう時は焦らないことだ。時の流れに身を任せることだ。

日本株所有の目的は、値上がり期待や配当金目当ては当然だけど、株主優待も大きな魅力。タダで貰える優待が、お得と感じるのは日本人投資家の特徴かもしれない。桐谷さんなんか典型的でしょう。

お気に入りの企業を応援したい気持ちもある。ビール好きとしては、アサヒビールを推している。ビールに特化した戦略、ドラフターズやジョッキ缶など、開発力やチャレンジ精神がある。まだまだ成長が期待できる。

株主優待でゲットできる限定ビールが楽しみで、株を所有しているといっても過言ではない。今年も無事送られてきた。いつもありがとう。

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毎年、新作を提供してくれるのが嬉しい。プレミア感もあるビールを飲みながら、優越感に浸りながら味わう。

スーパードライ登場の衝撃は忘れられない。アサヒビールをいつまでも応援しているよ。

ブロックのような焼きかつ丼

徳川家康江戸幕府を開いて以来、日本の中心地といってもいい日本橋。名橋「日本橋」は五街道の起点となり、城下町として急速な発展した、歴史と伝統を重んじる街。

日本橋のたもとにある三越日本橋本店は、街のランドマーク。いまセールが開催されていて、お買い物に来た。衣服など、また大量に購入してしまった。

百貨店は晴れの日に相応しい。  ちょっとお洒落をした、おじいちゃんやおばあちゃんに連れられたお孫さんが、手を引かれながらお買い物。そんな光景が目に浮かぶ。かつて自分がそうだったように。

買い物のあとはご馳走が待つ。百貨店の周辺には老舗の飲食店が軒を連なる。最近できた(と思う)とんかつ屋さんに行列ができている。以前から気になっていたので寄ってみた。

なんだ!このビジュアルは!

本店限定のシャトーブリアン焼きかつ丼。肉はパサつきがなく柔らかい。350gはボリューム満点。食べ過ぎました。

周りは外国人ばかり。とんかつの美味さは万国共通なんですね。

https://tonkatsu-hajime.com/

野田市の夜空を見ながらととのう

サウナを巡る旅。最近は千葉県を回っていて、ニフティ温泉サウナランキングTOP10の野田市野天風呂 湯の郷」にやってきた。

最寄駅は遠く車で来るお客さんが中心。駐車場は平置きて広い。夕方にも関わらずひっきりなしに出入りがあって人気ぶりが伺える。

いわゆるスーパー銭湯系で、お風呂の種類も一般的。家族連れやグループが多くて賑やか。繁盛してるなぁ。

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サウナは2種類。大人数収容のタワーサウナは、目の前に大きな窓があって篝火が見える。炎を見ながらのサウナは新鮮。

テレビもあってミュージックビデオが流れてる。視覚、聴覚を刺激する演出は斬新ですが、個人的には無音で篝火の炎を眺めていたい。音楽は不要です。

禅サウナはタワーサウナと異なり10人程度の狭い室内で、セルフロウリュが楽しめる。静寂のなかアンビエントBGMが流れる。この空間は素晴らしい。

ととのいスペースは広く取られており、ストレスはない。リピート確定。

https://yuno310.com/