ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

これぞ都内最強酒場「丸千葉」

実に5年ぶりの訪問である。コロナがあって随分月日が流れてしまった。ほんと久しぶりだけれど、ここに来れて心の底から嬉しい。何故なら東京都内ナンバーワンといっても過言ではない酒場だからだ。

この間、当たり前だったことが僅かに変化しただけで、大きく様変わりしてしまったような感覚に陥っている。それはとても恐ろしい錯覚だ。

以前大好きだった酒場も、大きく変貌してしまったかもしれない。しかし、そんな不安は取り越し苦労であった。丸千葉の空間は何も変わっていない。すごく嬉しい。

やっぱりホールのやすじろうさんこと、“やっちゃん”の存在は大きい。ちょっと白髪混じりが増加して歳をとったけど、気遣いは天下一品である。ここは客を選ぶ店だ。“やっちゃん”のお眼鏡になかわないと入店できない(こともある)。

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月並みだけれど何を食べても美味しい。しかも、場所柄もあってリーズナブル。控えめに言っても都内最強の酒場でしょ。

最寄の南千住駅から遠いにも関わらず、いつも大人気でなかなか入れないけど、これを機にちょくちょく顔を出してみようと思いました。また、よろしく頼みます。やっちゃん!

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無言に語る美術館

まだまだ猛暑が続く今夏。マイカーのナビを頼りに、民家もまだらな田舎道を走る。

やっと目的地を示す小さな看板が見えた。こんな場所にあるのか。林に囲まれた上り坂をしばらく進むと、それはあった。

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時計は9時半を指す。開館は9時というのに駐車場はすでにいっぱいで、県外ナンバーが目立つ。周辺は何もないから、ここに惹かれて集っている人たちだろう。

森のなかに静かに佇む戦没画学生慰霊美術館。以前から美術館の存在は知っていた。なにかに導かれるように、なぜ今日思い立って来たのか。無意識であったけど、終戦記念日が近かったことと無縁ではないはずだ。

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展示されているほとんどの作品は、戦地や病で命を落とした若い画家の作品である。近くには別館もあって、予想外に多くの作品が展示されていて、見応えは十分である。

作品には簡単にその作者の生い立ちや、説明書きが添えられている。鑑賞者はその背景を知ることで、より感情的に作品と向き合える。

当時の若者たちの時代が切り取られた筆致は、心に強く響く。感涙を抑えられない。感動を覚えずにはいられない。

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静寂な雰囲気は慰霊に相応しい。反戦を訴える美しく悲しさに溢れた美術館。多くの人に足を運んで欲しいと切に願い祈る。

http://mugonkan.jp/

酒場放浪記の名店「いせや総本店」

いま一番会ってみたい人のひとりが吉田類さんである。画家で作家で登山家。人柄も良さそう(たぶん)で、呑兵衛としては一緒に飲みながら語り合いたい。

その類さんの冠番組吉田類の酒場放浪記』は自動録画されており、よく観ている。類さんが居酒屋で飲むだけの構成で、お店の雰囲気がよく伝わってくる。この番組で知って、実際に伺った居酒屋も少なくない。

その『酒場放浪記』のオープニングに映し出される居酒屋が、改装される前の吉祥寺「いせや総本店」である。ちなみに現在の新店舗は、『おんな酒場放浪記』のオープニングで流れている。

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約8年ぶりの訪問であるが、雰囲気は何も変わっていない。ここは物価高とは無縁なのか、とにかく安くてうまい。串焼きなら都内ナンバーワンではないだろうか。

常連さんが多いのも頷けます。時に煙にまかれながらいただく串焼きの味も変わらない。

http://www.kichijoji-iseya.jp/smarts/index/

 

西荻の空の下でととのう

中央線のなかでも不思議な魅力がある街、西荻。とても好きなエリアだ。

駅前から続く「平和通り」を歩いていたら、商店街のシンボルマークが目に入った。顔文字みたいな平の字を◯で囲んで「平和」なのだろう。なんともユニークではないか。

ここでサウナ施設を発見した。パチンコの裏口が入り口でエレベーターがある。知らないと入り難いだろう。

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3階に上ると受付がある。ここはリラックススペースになっている。カフェやコワーキングが併用されており、サウナ以外でも利用できそう。

サウナは4階。脱衣室はロッカーとわずかながら洗面台がある。浴槽はなくシャワーのみ。サウナは大きめ。コンパクトながら計算された動線が素晴らしい。

驚いたのは屋上を利用したととのいスペースの広さ。全体の半分以上はあるだろう。ベッドは多いから待つことはない。

みんな気持ちよさそうに寝ている。裸で都会の空を見上げる。私語厳禁で静かに時間が流れる。贅沢はひと時。

https://rooftopsauna.jp/

西荻の東京ラーメン「いしはら」

西荻窪は地域に密着したグルメタウンである。当然ラーメンのレベルも高い。西荻ラーメンの両雄は、南口の「はつね」と、北口の「支那そば いしはら」であろう。

「いしはら」は、料理評論家の山本益博氏のお気に入りと知ってから注目していた。店の前を通るといい香りがしてくるのは、美味しいラーメン屋の共通点。匂いに誘われるように寄ってみた。

カウンターだけの小さな店内。ここはラーメン店というより、つまみメニューも豊富な飲み屋さんの立ち位置。隣りではご近所おぼしきご夫婦が、飲みながらゆっくりしている。そんな使い方もできるのは貴重だ。

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注文したのは人気の「ミックスワンタン麺」である。海老と豚肉のわんたんが2つずつ入っている。ボリューム感がある。

見た目と味はいわゆる東京ラーメンの典型。醤油ベースのスープは濃いめ。煮干しがいい塩梅に効いている。エグみを感じてしまう直前の絶妙な加減がいい。

ノスタルジーラーメン店は、今や後継者不足でどんどん閉業している絶滅危惧種である。こういった店はいつまで続いて欲しい。

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渋谷さくら坂で立ち飲み「富士屋本店」

大開発が進む渋谷。ヒカリエの誕生でさえ遠い昔のことと錯覚してしまうほど、街の変貌は加速している。

その渋谷にサクラステージがオープンした。桜名所の急な上り坂がある渋谷駅の南側で、ちょっと寂しいエリアだ。

店内をふらっと歩いてみた。特に飲食店は充実していて、オープンして間もないのにも関わらず、とても賑わっている。渋谷はより競争が激しさを増すだろう。

渋谷SAUNASの帰り道、さくら坂を降っていたら、右手に立ち飲みの看板が目に入った。名の知れた居酒屋である。サウナでととのった身体はアルコールを欲する。

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ここだけ時代に取り残されたような木造の建物。カウンターは立ち飲みスペース。お客さんは2人のみ。しかし奥はテーブル席でかなり騒がしい。

あまり期待してなかったけど(失礼)、なかなか凝った料理を出す。値段も安め。こりゃ人が集まる訳だ。

近くには姉妹店も多いようだ。サクラステージにもあった。サウナの帰りにまた利用したい。

https://fujiyahonten.co.jp/stores/tachinomi/

富士屋本店
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町24-4 第五富士商事ビル1F
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代々木上原で中華「日々の中華食堂」

よく渋谷から奥渋谷を通って、代々木八幡から代々木上原まで歩く。お気に入りの散策コースだ。

細い一方通行の道だけど、最近は人通りが増えている印象がある。雑貨屋やカフェなどの小さなお店も増えてきている。ちょっとしたスポットだ。

散歩のゴールである代々木上原は、ミシュランガイドで数多くの飲食店が紹介される美食の街。リーズナブルでクオリティの高い店が多い。それは地域密着型で、高レベルのお客さんを相手にしているからであろう。

ここに比較的最近開店した中華料理店がある。店名は「食堂」とあるが、代々木上原らしくお洒落で洗練された『町中華』といっていい。

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ランチで麻婆豆腐定食を選んだ。麻婆豆腐は1番の好物で、どこに行っても必ず頼むから、結構うるさい。ここの麻婆豆腐のネギは縦に切られている。これだけシャキシャキした食感は初めてである。

お豆腐や味付けは王道。それほど辛くはないが、食べ進めるうちにジワジワと汗が流れる。

普段使いでも来客対応でも利用できる。こういった店が自宅の近くにあると便利だなぁと思う。日々の中華を楽しみたいものだ。

https://hibino-chuuka.com/