ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

#居酒屋

これぞ都内最強酒場「丸千葉」

実に5年ぶりの訪問である。コロナがあって随分月日が流れてしまった。ほんと久しぶりだけれど、ここに来れて心の底から嬉しい。何故なら東京都内ナンバーワンといっても過言ではない酒場だからだ。 この間、当たり前だったことが僅かに変化しただけで、大き…

酒場放浪記の名店「いせや総本店」

いま一番会ってみたい人のひとりが吉田類さんである。画家で作家で登山家。人柄も良さそう(たぶん)で、呑兵衛としては一緒に飲みながら語り合いたい。 その類さんの冠番組『吉田類の酒場放浪記』は自動録画されており、よく観ている。類さんが居酒屋で飲む…

渋谷さくら坂で立ち飲み「富士屋本店」

大開発が進む渋谷。ヒカリエの誕生でさえ遠い昔のことと錯覚してしまうほど、街の変貌は加速している。 その渋谷にサクラステージがオープンした。桜名所の急な上り坂がある渋谷駅の南側で、ちょっと寂しいエリアだ。 店内をふらっと歩いてみた。特に飲食店…

三郷中央駅前に大衆すし酒場が開店

三郷中央駅前に新しい居酒屋がオープンした。以前「日本海庄や」があった場所だ。「日本海庄や」は2010年11月に開店したそうだ。オープンから約14年間も経過していたとは。当時を知っている身としては、月日の流れの早さを実感する。 「日本海庄や」には2回…

観音裏の名居酒屋

浅草観音裏の名店。今まで全国の酒場巡りをして良し悪しを感じてきた。ここは居酒屋の完成形と断言したい。 夜の帳が下りるころ、薄暗い路地にポツンと灯がともる。玄関を開けるとカウンター越しに店主と目が合う。人数を伝えると座る席を案内される。導かれ…

復活した名店「蘭州」

再開発が進む立石駅前。壁で囲まれた消失した飲み屋街に、タワーマンションが徐々に姿を表す。完成もそう遠くはないだろう。 立石の下町情緒まで失ってしまうのではないかと危惧するが、心配ご無用。小さな新店舗がちらほら誕生している。センベロ文化の土壌…

立石のおでんの名店

呑兵衛の聖地である京成立石。再開発が進行中で駅前は様変わりした。定期的に訪れては変貌する街並みを目に焼き付けている。かつての思い出の地は、かなり消失してしまった。悲しいとしか言いようがない。 立石仲見世アーケード商店街にある丸忠で買った、お…

田町駅にある赤提灯

JR田町駅を降りて西口(三田口)を出た正面の道路は、ちょうど東京マラソンの折り返し地点だ。ランナー憧れの大会に、昨年は当選して2年続けて出場できた。不調で歩いていて、ここの沿道からの大声援に励まされた。 駅の改札に向かう途中、赤提灯が目に入る…

三田で見つけた串揚げ

都営浅草線の三田駅を降りて慶應義塾大学へ向かう通り、慶応仲町通り商店街。このエリアだけ木造建築も多く、小さな飲食店が集中している。おそらく地権者が多数いて、開発に取り残されたのではないだろうか。 この商店街の入り口にあたる場所に、魅惑的な暖…

四谷しんみち通りの居酒屋

JR四谷駅を出て西側に向かう。道を渡ったところに、距離にして150m弱であろうか『しんみち通り』がある。 ここはちょっとした繁華街。飲食店が軒を連ね集中するエリア。歴史散歩マニアとして、背景がわからないのはお恥ずかしい限りだが、モータリゼーション…

人形町にある居酒屋の名店

太田和彦著『居酒屋百名山』の一軒。テレビでも紹介された名店。 数年前、初めてお邪魔した時からその居心地の良さに、お気に入りの居酒屋となった。以前は立ち飲みだったけど、コロナ禍辺りから椅子が用意された。ゆっくり落ち着いて飲めるようになったのは…

西口やきとん系「まるわ」

浅草橋にある「西口やきとん」は、私的“人生最高レストラン”です。ここの串焼きの味は人生を振り返る味です。 その支店が御徒町駅近くに進出した。当時は本店より価格がちょっと高め。駅近で利用しやすくちょくちょく寄っていたが、コロナ禍で閉店。 その後…

荒木町の驚愕の隠れ名店「花いち」

神宮球場で野球観戦の帰り道。いつものように荒木町を散策する。行きつけの居酒屋に立ち寄るが、もう閉店間近で酒肴も少ない。店を後にしたが、まだ飲み足りず周辺をぶらぶら。 そういえば以前、居酒屋のカウンターの隣りにいた外国人のお客さんから、オスス…

春の味覚を求めて、ふたたび

春になると山菜を採りに行ったものだ。子供の頃から里山に慣れ親しんだ友人は、山菜採りのポイントを知っている。ご一緒すれば難なく大量に集まる。 山にカセットコンロを持ち込み、その場で採りたてのタラの芽を天ぷらにする。天ぷら粉にビールを加えるとカ…

春の味覚、山菜を求めて

春といえば山菜である。 山国育ちのボクは子供の頃、親父と一緒になって早朝に採りに行ったものだ。今となっては懐かしい思い出である。 山菜の王様はタラの芽。野生のタラノキの高さは2m以上で幹や枝に鋭いトゲがある。タラの芽は先端にあるので、先にフッ…

新規開拓、北千住の立ち飲み屋

北千住の飲み屋街をぶらぶらしていて、数人の行列を見かけた。どうやら立ち飲み居酒屋のようだ。近くには地下鉄の入り口があるが、繁華街でも外れの方で、人通りは少ない場所だ。だから余計に人集りは気になる。 ここは何度も通っているけど人集りの記憶にな…

新宿3丁目の老舗居酒屋

気になったお店はGoogleマップに保存している。たまに見返すとあまりにも「保存済み」が多い。一体何が気になって保存したのか忘れている。 新宿にいてマップを開いたら、老舗の居酒屋が保存されていた。場所は新宿3丁目。落語の聖地、末広亭があるこの一帯…

モノリスな鰤大根

渋谷を歩いていたら、見覚えのある店舗に偶然遭遇した。記憶を辿ると植野食堂で紹介された居酒屋のはずだと、さっそくホームページでチェックする。そうだ、鰤大根が名物の店だった。 外から見ると店内は一杯の様子だったけど、一か八か訊いたら、1時間くら…

成長するたくちゃん

「たくちゃん」のと出会いは、店がオープンした日である。細い路地に赤提灯を偶然発見し、何気なく寄ったら初日だった。 メニューを見ると御徒町にある人気のやきとん居酒屋「ま〜ちゃん」と同じである。やっぱり味も同じ。身近な浅草で味わえるとは嬉しい限…

ガチ中華の集団

中華料理はかなり裾野が広がってきたように思います。町中華から高級店までの間に、個性的でニュースタイルの中華が登場してきた。 今や12店舗(だと思う)を擁する『味坊集団』。内装はどの店舗もシンプルで、異国情緒が漂ってます。これは好みの問題だけど…

居酒屋名山を登り続ける

太田和彦著『居酒屋百名山』で居酒屋に興味を持った。本書で紹介された100店(すでに閉業した店もある)の制覇を目指すが、今まで東北や関東中心に20軒ほど伺いました。 太田さんは文章が巧い。居酒屋の魅力を際立たせる文章力。写真や情報の掲載をせず、活…

超名店、北千住の串かつ屋

2012年と記憶しているけど、京都マラソンに参加した前日に大阪観光をした。通天閣の展望台に真田幸村が祀られていて驚いたものだ。信州の英雄が大阪では未だにヒーローなんだなと。 通天閣の足下にある「2度付け禁止」で有名な串かつの老舗に寄った。初めて…

神林先生との僅かな出会い

神林先生の存在をdancyuで知った。食べ歩きで浅草を知り尽くした国語教師で、ミニコミから美味しい店を何軒も教えていただいた。浅草の知ったかぶりを自覚した。 先生の突然の訃報。ああ、もっと話しておけばよかったと後悔した。実は1度だけお会いした事が…

モツ煮込みは呑兵衛の味方

居酒屋の定番メニューはモツ煮込みだろう。値段は比較的安めでお財布にも優しい。とりあえず「ビールと煮込み」である。臓物を表す“モツ”を“煮込む”料理。脂を含んでいて健康には悪そうだけど、タンパク質やコラーゲンが豊富で美容にいいとか。 モツといって…

松本市で見つけた鮨割烹

松本市内の渋滞は一向に解消されない。城下町で道が狭く、一方通行が多いのは理解してるけど、国道の渋滞はなんとかして欲しい。 ある日のこと。恒例の国道19号渋滞にハマる。やれやれ。トヨタ信州鎌田店の前でノロノロ。ふと左手を見ると、唯ならぬ雰囲気の…

癖の強いサラダ、簡単レシピ。

浅草観音裏。最近は暖簾を覗くといつも満席。今夜やっと馴染みの居酒屋に新年のご案内ができた。 カウンター7席だけ。店主1人で切り盛りしている。料理の提供でちょっと待つところが、1人飲みには丁度いい。 研究熱心で常に新しい料理を創作していて、その発…

不思議な商店街、焼き鳥の名店あり

上野仲町通りを挟んだ南北は区が違う。南は文京区で北は台東区。都内はこういった隣接した場所は珍しくない。 この通りは上野でも有数な繁華街で、両側に店舗が軒を連ねている。珍しいのは向かい合っているのに南北で商店街が違うこと。南側は『湯島白梅商店…

新春はしご酒 in 湯島

久しぶりのはしご酒である。文京区PayPayキャンペーンは今日まで。最近はポイント集めに使命を燃やしています。 とりあえず湯島界隈で居酒屋を求め彷徨う。 最初に辿り着いたのは炉端焼きの店。本鮪刺身やジャンボ焼売が名物らしい。でも、やっぱり焼きが売…

やきとんビルに驚く、壺は健在

港区でPayPayポイント30%還元キャンペーンを実施中。どこに行こうか調査し麻布十番のやきとん屋を発見した。 はっぴいえんど『暗闇坂むささび変化』が頭に流れる。かつて陸の孤島だったノスタルジーな麻布十番は、お洒落街に変身している。昔の面影はいま何…

北千住にある青森、鯖と豊盃

ここ数年、よく東北を旅するようになった。特に青森には強く魅力を覚える。弘前、五所川原、八戸など。ボクはどこに惹かれるのだろうか。 青森駅は本州最北端を象徴するかのような終着地。かつて青函連絡船の発着地で繁栄したであろう街はどこか寂しい。 今…