久しぶりのプロレス観戦で後楽園ホームへ。只今、新日本プロレス夏の祭典、G1クライマックスが開催中である。
今夜は全8試合。「令和闘魂三銃士」の有望な若手選手も全員出場。組み合わせは最高で、全カード大熱戦だった。生で観ると迫力が違う。やー、楽しかった。
メインは清宮海斗の登場である。他団体ノアからたった1人で参戦。その勇気と行動力に称賛を送りたい。
とは言っても、新日ファンとしては彼に勝たせるわけにはいかない。対するは現IWGPチャンピオンのSANADAだ。
色白で派手な清宮。色黒で地味なSANADA。陽と陰が鮮明で、対戦前から面白い。
制限時間は20分と短め。今シリーズは両者引き分けが多いようで、ファンからは厳しい指摘がある。
両者の対決は終了ゴング2秒前の劇的な幕切れ。正直、どうせ時間切れ引き分けだろうと高を括っていたから、勝者が決まった瞬間は興奮した。
しかし新日プロパーじゃない2人の選手がメインを張るとは。ちょっと複雑である。軍団抗争はプロレスの鉄板であるが、その点では盛り上がりに欠けたと感じたのは私だけでしょうか。