ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

遠い太鼓 夏祭り

御徒町を歩いていたら、遠くから太鼓の音が聞こえる。音に導かれるように近づいていくと、いつもは閑静な公園で盆踊り。

流れる曲はなんと荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」である(懐かしい)。軽快な太鼓のリズムに合わせ、櫓を中心にして踊っている。飛び入り参加らしきサラリーマンの動きはぎこちない。

主催は地元の商店街だろうか。周りには運営本部のテントが張られ、年配のおじさんがマイクで案内をしている。都会の真ん中でも、夏の風物詩の伝統を残そうと奮闘しているように感じる。田舎でもよくみる光景だ。

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そうか、もう夏休みか。時計の針は21時近いのに、子供たちが走り回っている。ボクもそうだったように、この風景は宿題の絵日記の題材となり、夏の思い出として心に刻まれることだろう。

しばらく立ち尽くしながら、楽しかった夏休みの記憶に浸る。もう決して戻ってはこない、貴重な日々に。