ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

おぎのや「峠の釜飯」の思い出

最近の駅弁はバラエティー豊かだ。駅弁売り場に行くと工夫を凝らしたものも多く、目移りする。

まだ信越本線の一部が廃線になる前。長野駅から列車に乗り、横川駅のホームで荻野屋の峠の釜飯を買うのが楽しみだった。当時の写真で見る光景そのものだ。買っている間に列車が発車してしまうんじゃないか。そんな緊張感があったが、横川駅の停車時間は長かった気がする。

何故必ず買ったのだろうか。それはブランド力と、ここでしか買えないという、プレミアム感があったのだろう。

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今は駅ではなくて、高速道路サービスエリアの売店でも販売していて、ほぼ毎回お土産に買っている。好きだなぁ。味付けは変わらない(と思う)

今や東京都内でも普通に売っている。当時より値段はかなり高くなった(記憶だと、1番安い時は650円だった)な。

人間は味に保守的。子供頃から慣れ親しんだ味に落ち着くんだ。食べると思い出が甦るんです。