居酒屋に行くとメニューに松茸の文字をみるようになった。暑い日は続くなか確かな秋の訪れ。
松本市の四賀地区は松茸の産地として知られています。松茸山荘という温泉宿泊施設があるほど、かつては大量に採れたようです。
この地域(当時は四賀村)に友人が住んでいて、本物の松茸を味わったことがある。美味いものは高値で取引される東京に集まるが、しっかり自分たちの分は取ってあるものだ。
火で炙ると強烈に檜のような香りを放つ。これが松茸の香りか!今でも鮮明に覚えている。とにかく驚いた。
今日の松茸は美味しいのだが。当時の思い出からどんな松茸を食べても感動は薄い。本物を知ることは大事である。また出会う日が来ることを願う。これを「知る悲しみ」という。