ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

#グルメ

春と桜と公園

春を求めて水元公園にやってきた。 最初にここを訪れた時は、その大規模に驚いた。東京ドームおよそ20個分という都内最大の広さを誇る。とにかく広い。 森林は涼しくて夏場のランニングには最適。森の中を走っている感覚になる。ここは東京であることを忘れ…

奥渋にある名物、サバの味噌煮

渋谷駅から代々木八幡までの散策は、お気に入りのコース。途中の神谷町はここ数年『奥渋』といわれる注目のエリアとなり、歩くたびに変化を肌で感じてきた。 渋谷駅周辺と異なり閑静な雰囲気を残すが、最近はお洒落なカフェや雑貨屋さんなどが増加して、ずい…

新年会に参加、もう2月なのに

東京駅は文字通り東京の玄関口。どこからこんなに人が集まるのか、構内は常に賑わっている。ビジネスマンも多いが、そのほとんどは旅行客だろう。 ここは駅弁からお土産、レストランまでなんでも揃う。間違いなく店舗の多彩さでは日本一の駅でしょう。全国の…

美味しいイベントに参加

広島の海の幸や山の幸を味わうスペシャルディナー。dancyu食いしん坊倶楽部のイベントで、東京ミッドタウン日比谷の会場にやってきた。 食いしん坊倶楽部イベントは、何の前触れのなく突然告知される。常にアンテナを立ててないと参加できない。今回も平日に…

大晦日の夜に、焼きそば

子供の頃、我が家のご馳走といえば『たけしや』の焼きそばだった。親父は松本に行くとテイクアウトしてくる。 学校から帰ってきて、冷めないように炬燵のなかに(当時は電子レンジがなかった)入っていた焼きそば。「わー、たけしやだー」発見すると歓喜した…

俺のシリーズに感謝

10年以上前かなぁ。高級料理の立ち飲み形式を確立して話題になった『俺の』を最初に見つけたのは東京八重洲のイタリアン。当時大行列だった。 初めて訪れたのは銀座8丁目にあった「俺のイタリアン」で、1時間くらい並んだ記憶がある。この後に「俺のフレンチ…

食いしん坊たちと、愉しい集い

dancyuは植野編集長になってからフェーズが変わった。単なるグルメ雑誌ではない。食文化の発展の一翼を担う存在だろう。 今年もdancyu主催のパーティに参加のためANAインターコンチネンタルホテルへ。今回は「食いしん坊倶楽部パーティ」。昨年までは「dancy…

野菜たくさん、収穫祭に行ってきた

茨城にある某所。食いしん坊倶楽部のdancyu農園収穫祭に参加した。畑作業は小学生以来かな。今回は貴重な体験となった。 「味坊」(今や12店舗あるという)で使用する野菜を育てている畑で、農薬はできるだけ使わず味は濃いめだそう。ねぎ、茄子、大根、ほう…

誰もが大好きなタコ焼き

たこ焼きって言葉を耳にすると無性食べたくなる不思議な魅力があるね。手ごろでまずハズレはない。餃子もそうだけど。 最近は専門店も増えた。たこ焼きを酒のあてにすればお腹いっぱいになる。リーズナブルに軽く一杯なんてこともできて使い勝手もいい。 た…

浅草千束通りの客引きは、寿司屋だった

浅草観音裏を目指して千束通りを歩いていたら、黒服の小柄なおじさんから声を掛けられた。優しそうな人だけど、ここでのキャッチは珍しく、警戒してしまう。 近くに寿司屋をオープンしたからと、名刺を渡された。裏に書かれた地図をみると、通りからすぐ近く…

偶然見つけた「いろり焼き はやかわ家」

普段は絶対に通らない脇道である。親父がいた施設に行く途中にできた良さげな外観の店(和食店とわかるのは後のこと)。通る度に気になってから5年の歳月が流れた。今回念願の初訪問である。 店内は高級和食店の趣き。オープンキッチンで中央には囲炉裏(!…

「知る悲しみ」松茸の味

居酒屋に行くとメニューに松茸の文字をみるようになった。暑い日は続くなか確かな秋の訪れ。 松本市の四賀地区は松茸の産地として知られています。松茸山荘という温泉宿泊施設があるほど、かつては大量に採れたようです。 この地域(当時は四賀村)に友人が…

カジュアルなフレンチ「しみいる」

浅草観音裏を散策中に偶然見つけた。今でこそ入口の黒板にメニューがあるけど、オープン当初は何もなくてどんな店かわからなかった。しかし外観からはただならぬ雰囲気を醸し出していた。 これは名店に違いない。勇気を振り絞って恐る恐る入店すると、そこに…

史上最強の立ち飲み「かねます」

立ち飲み屋は全国にあれど、味の満足度でいったらここだろう。立食いのイメージを覆した「俺のフランチ」の元ネタとなった割烹料理店だ。 最初に訪問した時の衝撃は忘れられない。お刺身は段違いの美味しさだった。一品の単価は高く感じるけれど、ボリューム…

ジェラートの味と思い出「ジェラテリア チャオ」

数年前の話。まだ両島に店を構えていた頃、当時としては珍しい(今も?)アイスクリームのデリバリーをしていて、時々利用していた。 ある日、ひょんなことからテレビ取材(テレビ信州のグルメ番組)に応えることに。放送されるや、ちょっと映っただけなのに…

久しぶりのタイ料理「ガパオ」

「トムヤンクン」は世界三大スープの一つだったはずだ。ほかは何だっけな。 中国「フカヒレスープ」 フランス「ブイヤベース」 ロシア「ボルシチ」 検索した結果は4種類。何故かは不明である。 最近、東南アジア系の飲食店が増殖中で、なかでもタイ料理は人…

銀座で映画を観て、五目釜飯

ホン・サンス監督の最新作を観た。大きな事件は起きない。なんでもない日常生活を描くが、独特の空気感と時間の流れが、なんとも心地よい作品である。 カメラはほとんど固定され、ワンシーンの長回しで舞台のような演出。色彩を排除したモノクロが効果的で、…

親父の命日に涙「牛たん料理 閣」

今日は親父の命日。82歳の生涯だった。 最後は車椅子の施設暮らしで、笑顔も喋ることもなかった。日増しに弱っていく姿を見るのは辛かった。 1年くらい面倒をみてくださった職員の皆さまには感謝しかない。遠距離であっても頻繁に通って顔を見ていた。その点…

恐るべし高崎のソウルフード「スパゲッティー専科 はらっぱ」

高崎駅のホームに降りると、発車ベル『さらば青春の光』が流れてきた。そうか、ここは布袋寅泰の地元か。 BOØWYといえば「群馬の3B」の一つ。あとはBUCK-TICK、back number だったな。そんなことを考えながら、駅の東口を出て大通りを真っ直ぐ東へ向かう。 …

地元で愛される馬肉「肉うどん 中村屋」

長野駅から東京へ向かう新幹線の車中、思い立って上田駅で途中下車。時計の針は19時を少し回ったところ。お店はまだ営業中のはずだ。 駅からほど近いお城口天神通り。お目当ての馬肉うどんに辿り着く。 シンプルなビジュアル。馬肉の旨味が凝縮された出汁は…

住宅街のお食事処「ほうせんか」から「サンプロ アルウィン」へ

知らないと絶対に来れない住宅街にある、まさに隠れ家な食事処。「本当は教えたくない」代表的一軒。 一般の住宅にお邪魔するように扉を開けて、スリッパを履き替え店内に。ゆっくりと時が流れるような雰囲気と、窓から見える手入れされた庭がキレイ。 コー…