どうしちゃったの？今日のゲームの総括はそれに尽きる。シーズン前に掲げたポゼッションサッカーを志向するスタイルはどこへやら。今シーズン最悪の内容だ。
雪が時々舞うほど（今シーズンの松本の初雪）の寒いなか、勝利を信じるサポーター。まだ昇格の可能性はあるのに来場者（6,684人）は少ない。いろいろ考えると、まあ、仕方ないけど。
とにかくパスミスが多過ぎて、相手チームに渡して「あぁ〜」。プレスがハマってボールを奪うも、相手チームに渡して「あぁ〜」。ピッチにも届いていたはずだ。「何やってんだ！」の声。その通り。
今まで積み上げてきた（積み上げようとしてきた）ことは、残り3試合を残す段階になっても形にならないから希望がみえない。選手たちの自信のなさや戸惑いが、スタンドにいる我々にも伝わってくる。
バックスタンドにいたけど、試合中なのに途中で席を立つ人が多かった。選手たちの懸命に戦っているが、空回りしていて虚しさを覚えたに違いない。ボクも何度も帰ろうする気持ちを抑えた。
試合終了後、サポーターのブーイングも少なかった。今のチームの現状、現実を受け止めるしかなかったからだろう。西のスタンドから聞こえるチャントは、団結さえ失い一枚板となれないサポーターの声としか聞こえない。選手を鼓舞するものではない。
