地方に旅行する目的の一つ、ジャズ喫茶巡り。わずかな時間を見つけては、少しの滞在時間でも寄っている。
ジャズ喫茶はネットで情報収集しており、今回の場所も調査済み。とても楽しみ。
道路から入った住宅地の一角にあって、外観からはちょっとわかりにくい。知らないと通り過ぎてしまうだろう。
店名「レイ・ブラウン」は、あのエラ・フィッツジェラルドの旦那さんだった人だ。
ジャズを聴き始めるきっかけとなったのは、名盤『プリーズ・リクエスト』(We Get Requests)だった。やっぱりオスカー・ピーターソン・トリオのベーシストっていうイメージが強い。
土足厳禁。スリッパを履いて入店する。
一歩踏み入れた途端に別世界に陥いる。灯りのトーンを落とし、黒を基調とした落ち着いた空間。この雰囲気好きだなぁ。
中央にレイ・ブラウンの写真が鎮座している。ゆかりの品もあり、オーナーとは交流があったようだ。
左側のカウンター越しには沢山のレコードがある。これだけのコレクションは他ではなかなかお目にかからない。
音量が控えめなのは、近隣への配慮だろうか。とても居心地がよく、2時間ほど音楽に浸った。
r.gnavi.co.jp【おまけ】
帰り道に一ノ関駅で途中下車。「BASIE」の臨時休業を確認。再開はいつの日か。