3連休を過ぎても神社仏閣を訪れる人々は衰えないのは、日本の正月の風物詩。神田明神と湯島天神を有するエリアは、人通りはいつもと違って活気に溢れる。行き合う人々はなんとなく清々しい。
ここは湯島台地の突端にあたる。神田の由来は“神の田んぼ”という稲作豊かな場所だったという説。近くには徳川家のお茶をたてた献上水「御茶ノ水」があり、上質な豊富な水が湧き出たのだろう。
暗渠になったけど耳を澄ませば、水の流れが聞こえる。感度がいいのは地形マニアの性質である。
昼食は近くのうどん屋へ。牡蠣の文字に目が向く。限定メニューに弱い。ここで味噌味とは珍しい。
牡蠣が想像していたより沢山入っていて満足。おでんを彷彿させる大根。海苔がアクセントになっている。ニラは胡麻油の風味強い。ただし、全体に影響はないほどだから計算済みだろう。
名店ですからあえて苦言を呈すなら、もうちょっと特徴が欲しい。この店はやっぱりカレーだね。
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