ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

頭の中がキュビズムです

国立西洋美術館で開催中の、キュビズム展を観た。暖冬が続くなか今日はかなり寒いけど、天気はいい。上野駅の改札を出て上野公園に向かう途中から、人出の多さに驚く。

会期終了間際も重なってか、チケット売り場は大行列。「ネットでも購入出来ます」の案内で、列から外れてスマホでチケットを買う。久しぶりで買い方を忘れてた。

会場内も大盛況。日常が戻ってきたなぁ。ピカソとブラックが始祖とする新しい表現。幾何学模様のような抽象的な構図を、頭の中で分解して理解を試みる。脳みそがキュビズムになりそう。まあ、難解なのは最初から分かっていたので、今日まで観るかどうか躊躇してたんだけど。

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最初は写真撮影も可能なんです。いくつか撮ってきた。本展示会の目玉は、ドローネーの大作『パリ市』である。色彩豊かで比較的理解しやすい。

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1番気に入ったのは、シュルヴァージュの『エッティンゲン男爵夫人』。可愛らしい。お菓子箱のようだ。

シャガールモディリアーニル・コルビュジエキュビズム風作品もあった。さすが西洋美術館の企画である。見どころは多かった。

常設展示鑑賞のオマケつき。時間がなくてざーっと観る。名画の数々に触れる幸せ。