ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

さいたま市の天然温泉に浸かる

自家用車で初めて行く場所はカーナビに任せるが、住宅地に導かれ、生活道路漂う細い道に迷い込み不安がよぎる。「ホントにここにあるのか?」。しばらく進むと疑いは晴れ目指した温泉施設はあった。広くて近いルートもあるのに、カーナビは意地悪なのか。

『ソロ温泉「空白の時間」を楽しむ』という本に、東京近郊のスーパー銭湯トップ3が紹介されていた。その中の1つ、さいたま市見沼天然温泉「小春日和」にやってきた。特徴は約38°のぬる湯。あえて加温せず、自信をもって源泉掛け流しにしているそうだ。

施設は一昔前のスーパー銭湯のようで、古さは否めない。何より動線がよろしくない。主要箇所が狭く見にくくて、何度も人とぶつかりそうになる。

自慢の源泉掛け流しぬる湯は自然と長風呂になる。広い露天風呂に浸かってゆっくりと時が流れる。外気浴をしていると、まだ3月というのに春の訪れを囁くような心地よい風。

空を見渡せば月。1番星を見つけた。こんな気持ちは何年ぶりだろう。サウナも充実。しっかりととのい癒され満喫する。

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しかし、露天風呂の朽ちた太鼓橋は直して欲しい。雰囲気が台無しである。立入禁止の札を見て現実に引き戻されてしまった。