雷門通りから浅草公会堂に向かうオレンジ色に塗装された通り。『オレンジ通り』はわずか400mほどの距離ながら歴史がある。台東区役所第二庁舎の跡地がいまの浅草公会堂で、当時メイン道路だったことが想像できます。
一般的に浅草寺にお参りする人々は、雷門をくぐり仲見世通りから向かいます。西側に並行するオレンジ通りは広く、車で向かうことができるので、かつては要人などが浅草寺を訪れる際に使用したともいわれます。
短い商店街ながら魅力的な店舗が並びます。イメージキャラクターのオレンテくんの家もある。ここにはかつて行列のできる寿司屋『まぐろ人』があった。いまはマンション建設のため新仲見世通りに移転している。
移転先は東京スカイツリーライン浅草駅から浅草寺へ向かうアーケードの入り口近くで、立地は申し分ないのに以前よりお客さんは少ない。いつ行ってもガラガラである。商売は難しいなあ。
特上握りをいただく。ここは穴場ですね。近くに立ち食いの姉妹店もありますが、座った方がやっぱり落ち着きます。
オレンジ通りにあった頃は並んでまで食べていただけに、すんなり入れるのは複雑な心境です。『まぐろ人』は都内に数店舗ありますがリーズナブルに寿司が味わえます。
