映画「君たちはどう生きるか」の公開後4日間の興行収入が、「千と千尋の神隠し」を超える21億4000万円を突破したと、今朝の新聞記事で読んだ。
もう公開されていたのか。知らなかった。それもそのはず。事前の情報はほとんど出ていないからだ。
宮﨑監督の新作というだけで、否が応でも期待は高まる。長編映画の公開は、2013年の「風立ちぬ」以来、なんと10年ぶりだ。
平日の夜遅い最終上映回にもかかわらず、映画館はほぼ満席である。
最初は前作のようなシリアスな作品かなと思ったけど、大きく展開は変わり、宮﨑アニメならではのファンタジーだった。
予備知識がないから発見や驚きが新鮮だ。エンドロールで、豪華な声優陣と有名スタジオの作画協力を知る。
映画はマジック。見終わった後、しばらくは夢心地だった。街に出た途端、喧騒で覚めた。