ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

ミュージカル『キャッツ』を観たい

ミュージカル『キャッツ』の原作。ノーベル賞受賞作家、トーマス・スターンズ・エリオットの詩集。久しぶりに読み直している。

15篇の詩から成り立っていて、それぞれ個性的な猫たちが登場します。ミュージカルが全世界でロングランの大成功を収めているのは、原作によるところが大きいでしょう。それは曲に乗せて見事にキャストに落とし込んでいるのだから。

本書は大井町のキャッツシアターに『キャッツ』を“観る前の予習”で読んだ。そして“観た後の復習”でも読んだ。この世界感はまさしく原作の通りだ。

特に好きなのは「劇場猫ガス」ですね。かつて大スターの名優。今や年老いて過去を振り返っては時代は変わったと嘆く。過去の栄光。歳を重ねるとこうなるのよ。哀愁漂うこの気持ち、よくわかるわぁ。

キャッツはいま名古屋で公演中。その後は静岡、広島。東京に戻って来るのはいつの日か。ジェリクルキャッツ待ってるよ〜。