ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

「元祖ニュータンタンメン本舗」に出会う

四賀村(現在は松本市編入された)から上田市に向かう青木峠は、若かりし頃のドライブコースだった。カーブが続く山道は、ドライビングを愉しむにはもってこい。凍結する冬は遠慮しますけど。

愛車スバルレガシーB4で、最善の注意を維持しながら峠を抜け、道が開ける青木村に入ると緊張感から解き放たれ安堵する。ドライブは面白い。

上田市まではほぼ直進。辺りを見回す余裕も出てくる。その通り沿いで派手な看板を目にした。『元祖ニュータンタンメン本舗』と書いてある。

当時は“川崎のソウルフード”とは知る由もない。店の前で数人待っていたから「人気があるんだろうな」くらいの感覚だった。

実際に食べてみると、独創性のあるラーメンだった。麺はシコシコ食感。具材は挽肉とニンニクのみ。唐辛子を溶き卵が優しく包み込みマイルドであるが、汗は滲み出る。大き過ぎるレンゲで飲むスープは、口にすると手が止まらない。

草加市産業道路沿いで同店を見つけた時は、欣喜雀躍した。これこれ。懐かしいの味を満喫。

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