『ターミネーター』シリーズはすべて観ている。シュワルツェネッガーが🎵ダダンダンダダンのテーマ曲で登場すると未だに高揚する。
この映画の元ネタは『ウエストワールド』ではないかな。小学生の時にテレビのゴールデン洋画劇場で観たんだけど、無表情なユル・ブリンナーがあまりにも怖すぎて、見終わってもしばらく怯えていた。アンドロイドが執拗に追いかける展開は同じだ。
パート2は映画史に残る名作だったけど、パート3は出来が悪すぎ。このままだと『猿の惑星』シリーズのような惰性で製作をされ、凋落する不安を覚えたものだ。
その後、3部作とされ路線を変えたパート4はいい出来栄えだったのに、製作会社が倒産して1作で打ち切られる。シリーズも終了か思ったら、ジェームズ・キャメロンが再登板する。アップルの再建を託されたジョブスのように。
正統続編とされた『ニュー・フェイト』は従来のファンを喜ばせるような内容だ。やっぱりシュワちゃんがシリーズの顔だと実感したし、リンダ・ハミルトンは貫禄があった。
ただし、夜の暗いシーンが多くて動きがわかりにくく、テンポは低調。興収的には振るわず大失敗。もう製作されることはないかもしれない。新3部作として企画されたようだけど。
実は公開当時に映画館まで観に行ったんだけど、上映ルームを間違える痛恨のミス。最初のジョン・コナーが殺される重要なシーンが欠落していた。
今回最初から通して観れた。やっと全体像を知ることになりました。