今更ですが、ドラマの『サ道』を初めて観た。1話が短く一挙にシーズン1の全エピソードを鑑賞。やー、面白かった。
原作の漫画は読んでいないけど、作者のタナカカツキさんのエッセイは読んでいる。いつも感心するけど、脚本家が小説や漫画などを、ドラマや映画の仕様に変換する能力は高い。蒸しZを重要キャラクターに設定するなんて。
さすがテレ東の製作である。ニッチな話題を独自の視点で映像化する企画力。実際にあるサウナを紹介する構成。これは『孤独のグルメ』のサウナ版である。訪問したことがあるサウナが登場すると興奮しますね。
先月行ったばかりの名古屋『ウエルビー栄』のオーナーが、“サウナのゴッドファーザー”の異名を持つとは知らなかった。知識も増してさらにサウナが好きになった。サウナ愛の熱は上がるばかりです。
※先日、芦原妃名子さんが亡くなり、原作の実写化についての難しさを問う機会となった。原作者の意向の尊重と、映像表現として作品の魅力をより増していこうとする製作者のとギャップを埋める作業は、簡単ではないだろう。