ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

「思い出横丁」の思い出

「あ!岐阜屋じゃん!」。ブラッド・ピットが出てた(ケイト・ブランシェット役所広司菊池凛子も!)映画「バベル」のラストシーンで、新宿の思い出横丁にある中華料理店が映った。

今や巨匠といってとも過言ではないアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品。なぜ思い出横丁でロケしたのか、理由はわからないが驚いた。各国で絶賛されたから、この映画は世界中の人々が観たに違いない。

JR新宿駅隣りのエリア。狭い路地に木材造りの小さな飲食店がひしめく。戦後にタイムスリップしたという表現が当てはまる独特の雰囲気。よく現在まで取り壊されず残ったものだ。

学生時代、ボクは世田谷にある自動車教習所に通って運転免許証を取得した。当時は大久保にあるアパートに住んでいて、電車賃節約のため京王線新宿駅から歩いていた。

帰宅コースは意味もなく思い出横丁だった。なんとなくここを通るのが好きだった。当時人気のあった、つるかめ食堂や若月はもう存在しないのは残念だ。

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岐阜屋は外国人が元気に調理している。何を頼んでも味は確か。今夜は韮レバ炒め。普通に美味しい。

今や浅草と並んで外国人が集う新宿。ゴールデン横丁と並んで思い出横丁の集客力は高い。

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