一時ハマったクセになるカレーの老舗である。最初にシャバシャバ系のカレーで気に入ったのは『デリー』だったと記憶している。トロッとした家庭のカレー（我が家はハウス バーモンドカレー甘口だった）で育った身としてはかなり違和感を覚えた。
しかし、例えるならお茶漬けのように、さらさらと流し込める。これはこれでありだなと認めた最初のカレーでした。今回は久しぶりの訪問である。
1番人気の名物のカシミールは辛すぎる。ここはノーマルなデリーカレーをチョイス。じわじわと汗が滲み出てくる（このくらいの辛さがベストかな）。
今では当たり前になったであろうスパイスカレーの元祖といっていい。当時は珍しかったんです。あと、備えつけの玉葱と胡瓜のピクルスは、とてもいいアクセントになってます。
けっして広い店ではないけれど、土日は行列になることも。美味しいものはいつの時代も支持されるんですね。ご飯の量はもっと少なくていいな。
