ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

男と女の坂

高尾山に行った時、途中で道が二手に分かれる場所に遭遇した。急な階段道の「男坂」と、なだらかな坂道の「女坂」。一瞬どちらの道に進もうか、考える人は多いんじゃないかな。ボクはそうでした。

これ以降、男坂・女坂というのを意識するようになった。高尾山に限ったことではなく、日本のお寺や神社でよく見かける。万里の長城にもあるらしい。たぶん、どこも男坂の方が急だろう。先を急いでいる人は男坂を、のんびり行きたい人は女坂を選択することになるでしょう。

神田駿河台。江戸に幕府を開いた徳川家康は、日比谷の入江を埋め立てるために、神田山を切り崩しそのまま勾配が残った。それがこのエリアで、とちの木通りと猿楽通りの間は急な坂が続く。

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まず男坂を見る。一直線の角度のある上り坂。

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下から上がるとかなりキツい。たまたま陸上部員おぼしき若者がいた。トレーニングだろうか、何度も上り下りを繰り返していた。辛そう。

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そこから少し離れた場所にある女坂。

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下から上ると途中で右手に曲がるようになっている。角度はあるが踊り場で一旦休めるのは大きい。

坂好きとしてはたまらない。歴史ある東京の坂は魅力に溢れている。