駅弁は価格が高い割に美味しくない。近年そんな偏見は改めなければならない。
ほっともっとなどのテイクアウト弁当は、暖かくて作りたてだ。駅弁はそうはいかない。冷めていても、時間が経過していても、美味しさを保つ高い技術が必要でしょう。
駅弁はかつてのような駅のホームで買うものではない。地域の名物としてスーパーでも販売するようになった。今や集客が望めるキラーコンテンツで種類も多数だ。
私的駅弁ランキングのトップは荻野屋の「峠の釜飯」で、これは殿堂入り。あと崎陽軒の「シウマイ弁当」もお気に入り。
早朝の移動で新宿駅にて、時間があったので弁当屋を覗くと、淡路屋の「ひっばりだこ飯」があるではないか!初めてみた。朝飯はこれと定番のお茶。
これ有名なやつ。電車のなかで開けてみる。明石のタコは当然のこと。細かく刻まれた穴子がいいアクセントになっている。とても計算されている。とても贅沢な味で朝から幸せである。
陶器の壺の容器は立派。これ何かに使えそう、と想像するが何も浮かばない。