ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

松川村の温泉に浸かって、瞑想に耽る

早朝から降っていた雪が雨に変わった夕方、松川村の『すずむし荘』に向かう。オープン当初から評判の温泉施設。8年ぶりの訪問になる。「そんなに経ったのか」歳月の流れを感じずにはいられない。

コンクリート打ちっぱなしの建物。雰囲気は全く変わっていない。週末といえばよく来ていた家族との追憶が蘇る。

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貴重な泉質という天然ラドンを含んだ湯。どんどん身体が暖まる。自然に汗が湧き出る好みのお湯だ。

露天風呂は改装されていた。以前はなかった外気浴チェアに腰掛け冬空を見上げる。熱った身体は寒さと小雨を受け徐々に冷えてゆく。心地よいお湯が流れる音に耳を傾けながら、目を閉じて瞑想に耽る。

隣りの公園に設置された防災行政無線から、18時を告げる童謡『七つの子』が流れた。夏休みなら子供たちの帰宅を促す曲だけど、この時期辺りは真っ暗。季節外れな気がする。

温泉を十分に満喫して表に出ると、霧のような小雨模様は幻想的な風景を作り出していた。隣りの公園は小学校の遠足の目的地だった桜の名所。春を待ち焦がれてしまった。

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