家系ラーメンの最高峰は間違いなく横浜にある吉村家でしょう。王道家の店主は吉村家出身。厳しい修行をされた方である。
破門されても本物の家系ラーメンを広める信念。千葉県を中心に数店舗に拡大し、満を辞して東京進出したのが「IEKEI TOKYO 王道家直系」である。
とにかく人気がある。評価も高くて日曜日の21時を過ぎても大行列である。諦めたいたが平日の今回、初訪問である。
ほうれん草なく、キャベツをトッピング。期待に胸は膨らむ。スープを一口。濃度で力強く、かなりレベルは高い。燻製チャーシューも吉村家を彷彿させる旨味。
肝心の麺はコシの弱いもちもち麺。これじゃコンビニ麺と同じくじゃないか。家系スープには合わないよ。ここは評価が分かれるところで、もはや好みの問題。
吉村家を想像していただけに落胆は大きかったのかもしれない。やっぱりラーメンは麺が命だと確信した。でも、本店は違うのかもしれない。柏も大行列らしいが、いつか試してみたい。