ボクのほそ道。徒然なるままに。

食いしん坊の記録です。ジャズが好き。

閉業した名店の跡地に、辛いラーメン

千住の国道4号線沿いにあった「中華そば りんりん」が、いつの間にか閉業していた。素朴な味のラーメン、餃子とも信じられない激安で、人気の高い名店だった。

その跡地にできたニューオープンのラーメン屋。昔ながらの醤油ラーメンの前店と比較される運命は避けられないが、辛口ラーメンを全面に打ち出してきた。

初訪問の店に入るのは些か緊張するが、とても感じのいい店主で、第一印象から気持ちいい。建物は相変わらず狭く、カウンター6席。お目当ての「辛つけ」の食券を買う。辛さは真ん中の2でお願いした。

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石鍋でぐつぐつ煮立つ濃厚なスープ。が、一口食べて想像していたよりぬるくてがっかり。かき混ぜるたら熱くなってきたのだが。

味は四川風というより韓国風。唐辛子や山椒の辛さはなくコチュジャン辛味噌。こういうアプローチは珍しい。

「辛さ足りました?」と店主。後からでも辛さの調整もしてくれるようだ。丁度いい辛さだった。

つるつるもちもち麺との相性は計算されている。こうなると「ぶっかけ」も気になる。また来なくちゃね。

食べ終わったころを見計らって、店主から「スープ割りどうですか?」と声かけ。最後まで気遣いは嬉しい。

お客さん一人ひとりに気さくに声をかけている店主の人柄に触れ、これからも応援したい気持ちになった。

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